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論文

Radiation-induced conductivity in polymeric insulating materials degraded under specified conditions

中瀬 吉昭; 栗山 将; 高橋 享*; 一色 節也*

IEEE Transactions on Electrical Insulation, 17(4), p.306 - 313, 1982/00

ケーブル用絶縁材料として用いられる高分子材料を原子炉の通常運転条件、仮想事故時条件に暴らして劣化し、それらの放射線誘起電流について研究した。長寿命荷電担体は、非晶性材料ではほとんど認められないが、結晶性材料では比較的多く見出された。劣化により結晶性材料の結晶化度が低下すると、短寿命荷電担体のみが見出された。これは、長寿命担体は結晶のまわり、あるいは、内部に捕捉されていることを示す。仮想事故のうちの高温蒸気、ケミカルスプレーは、誘起電流の発生挙動に大きな影響は与えない。しかし、ポリイミド等縮合重合体は、加水分解を起し使用に耐えない。

論文

Studies on radiation-induced current in polymeric insulating materials and their fine structure

中瀬 吉昭; 栗山 将; 高橋 享*; 一色 節也*

J.Mater.Sci., 17, p.3052 - 3056, 1982/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Materials Science, Multidisciplinary)

熱と放射線との複合環境下で劣化した試料の放射線誘起電流に関する研究を行った。材料としては、絶縁材料として用いられているポリエチレン、エチレンピロポレンゴムを使用した。放射線誘起電流及びその減衰は、試料の結晶性よりむしろ結晶化度によって影響される。結晶性試料では、加熱劣化後照射した方が、その逆の場合より劣化が少ない。また、短寿命担体の数は、結晶化度が低い試料ほど多くなるが、これは、短寿命担体のトラップが非晶領域で起り、長寿命担体は、結晶域でトラップされることを示している。

論文

各種高分子絶縁材料の放射線誘起電流

高橋 亮*; 新元 孝*; 一色 節也*; 中瀬 吉昭; 栗山 将

電気学会論文誌,A, 101(3), p.167 - 174, 1981/00

ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンゴム、ポリスチレン、およびポリイミドの各種高分子絶縁材料(シート)に室温以上の温度で放射線を照射し、照射中の誘起電流($$sigma$$eq)、および照射停止後のその減衰挙動($$sigma$$d(t))について検討した。 結晶性高分子材料(ポリエチレン、ポリプロピレン)の場合の$$sigma$$eqの温度依存性は、非晶性高分子材料の場合ほど大きくはない。一方、線量率依存性では$$sigma$$eqはほぼ、線量率の1乗に比例する。しかし、高密度ポリエチレンでは、$$sigma$$eqを得るのに長時間かかることがわかった。照射停止後の$$sigma$$d(t)の検討から、高密度ポリエチレンで短時間に$$sigma$$eqが観察されないのは結晶内、または結晶-非晶の界面で、長寿命荷電担体のトラップが起っているためと思われる。

論文

The Effect accumulated charge on depth dose profile in poly(methylmethacrylate)irradiated with fast electron beam

田中 隆一; 須永 博美; 田村 直幸

IEEE Transactions on Nuclear Science, NS-26(4), p.4670 - 4675, 1979/00

固体絶縁物に高速電子ビームを照射したとき、空間電荷の蓄積によって生じる電子透過距離の短縮を調べるため、赤色に染色されたポリメチルメタクリレート板に、1$$mu$$A/cm$$^{2}$$以下の電子流密度の1.8MeV電子線を照射し、放射線による着色を利用して深部線量分布を測定した。その結果、電子透過距離の短縮が観測され、その短縮率が全電荷量、電子流密度、および照射温度に依存することが見出された。一方、ポアッソン方程式、電荷保存則、変位電流測定から得られた放射線誘起電流の線量率依存性、および電荷蓄積の増加に起因する深部船労分布の変形や、熱化電子の推積分布の計算を行った。その結果、実験結果は計算結果によく一致し、本計算法の信頼性が確かめられた。

論文

放射線照射下における絶縁材料の電気特性

栗山 将; 中瀬 吉昭; 一色 節也*; 砂塚 英夫*; 藤本 郁夫*; 高橋 享*; 八橋 元治*; 新元 孝*

藤倉電線技報, (56), p.25 - 32, 1977/00

原子力発電所で使用される電気ケーブルには、設計基準事故の一つである冷却材喪失事故(LOCA)が起っても、その性能を発揮することが要求されている。この事故時には、高温高圧水蒸気下で放射線も加わった環境になる。本報告では、放射線照射下における絶縁材料の電気特性について検討するが、この特性変化の主因である放射線誘起電流および、その減喪を取り上げた。短寿命、および長寿命荷電担体の評価、その減喪挙動の検討から、高線量率下では短寿命担体が支配的であり、低線量下では長寿命担体が支配的であることを明らかにした。また、化学構造も重要な役割を演じているが、これを明確にするためには、結晶性等材料の微細構造の役割も明らかにすべきことを主張した。

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